栃木県の1151匹の鯉のぼりが泳ぐ蔵の街
今回はこの間行ってきました。
栃木県栃木市の蔵の街を流れる巴波川の様子でしゅ。
風情溢れる美しい景色の中、ゆらゆらとゆっくり流れる巴波川に4月の上旬~5月上旬まで、可愛い鯉のぼりが泳いでいると聞いたので、ママちゃんと一緒に見に行って来ましたよ。
巴波川の上空に1151匹の鯉のぼり達が、風の流れに身を任せ優雅に泳いでいました。
こんな綺麗な鯉のぼりを下からも見てみたいと思った僕ちゃん。
ママちゃんと一緒に巴波川の遊覧船に乗ってきましたよ。
ママちゃんは700円、僕ちゃんはわんこ料金で100円で、1日フリーパス券のようでしゅ。
この日は、連日の雨のせいで川が濁ってしまっていましたが、水の流れを見るのも楽しかったでしゅ。
そして、遊覧船から見た蔵の街と鯉のぼりさん達。
船頭員さんにお話を聞いたところこの鯉のぼりさん達は、栃木市のHPでは1151匹と書いてありましたが、逃げたりしてしまって本当は1151匹もいないです。
そして、なぜ1151匹なのかといいますと、「いい鯉」だからだそうでしゅ。
去年まで東京都心近くに暮らしていた僕ちゃんは、鯉のぼりを初めて見ました。
興味深々の僕ちゃん達に色々な事を沢山お話してくれた船頭員さん。
ここに有名犬の大輔君やジッペイ君もロケに来て、このお船に乗ったそうです。
そして、その時の秘話を沢山お話してくれました。
ママちゃんが鯉さんにおやつをあげている所を見たかったのでしゅが、僕ちゃんは小さいので見る事が出来ないとがっかりしていたら、船頭員さんが僕ちゃんを抱えて、鯉さんを見せてくれました。
この船頭員さんはわんこ大好きの船頭員さんの様で、お船に乗る前から沢山遊んで貰った僕ちゃん。
この船頭員さんとすっかり仲良しでしゅ。
その歌声は、蔵の街に渋く響き渡ってとてもかっこよかったでしゅ。
ママちゃんも一緒に「は~コラショ!」と歌っていましたが、ママちゃんの音痴な歌声は余計でした...。
これを言ったらママちゃんに怒られてしまうので、内緒にしといてくだしゃい...。
この蔵の街を流れる巴波川の歴史は古く、元和3年(1617年)徳川家康の徳川家康の霊柩を久能山から日光山に改葬した際に、ご用の荷物などを栃木河岸に陸揚げしたことに始まったと言われています。その後、栃木市は北関東の商都と呼ばれ、その中心を流れる巴波川は、物資の集散地として部賀船(べかふね)等が従来し江戸との交易を盛んにしました。その後、昭和初期まで関東と南東北の流通を支えてきたのです。とても歴史ある栃木県にとっては重要な川なんですね。
そんな巴波川の歴史を案内してくれる遊覧船の船頭員さん達は、とても素敵な方達ばかりでした。
皆さんも栃木県に遊びに来たときは、是非この遊覧船に乗って幕末~昭和初期にタイムスリップしたかのような素敵な時間を楽しんで見て下さい。
運行日 年末年始・荒天の日以外毎日運航しています。
3月~11月 10:00~16:00(最終受付15:50)
12月~2月 10:00~15:00(最終受付14:50)
電話番号 0282‐23‐2003
蔵の街遊覧船HP
http://www.k-yuransen.com/